あまちゃんから考える「ふるさと納税」
2013.10.29
空前の大ヒットを記録した
NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。
岩手県久慈市で海人をしていた主人公が
アイドル目指して上京し、
そこで所属するアイドルプロジェクトの名前はGMT47。
この名前、GMTは【地元】の略。
「あまちゃん」のテーマは
【地元】=【ふるさと】。
本日はふるさと納税ついて考えてみます。
『ふるさと納税』は2008年から始まった制度ですが、確実に広まりつつあるようです。
そのふるさと納税の額に近い額(所得、ふるさと納税額の多寡により異なります)の
所得控除等を受けることができるため、その分確定申告では納付額が節税できる。
この計算の構造を知るだけでも、お気づきの方は多いと思いますが、
この制度は実質的にはふるさとに対する『納税』ではなく、『寄付』ということになります。
ただし、実質的に寄付金と同性質であるこの制度を『ふるさと寄付金』とはせずに
『ふるさと納税』としたところにネーミングのうまさがありますよね。
日本人は欧米等の諸外国に比べて、寄付金の額が少ないと言われています。
東日本大震災を機に寄付という意識が強くなったと言われますが、
ふるさと納税の創設は2008年。
当時で考えれば、やはり『寄付金』より『納税』の方が、
貢献度を感じる事ができる気がしませんか?
専門家にとっては、支払ったお金が税金か、
寄付金かでは、話が大きく変わってくるのですが払う方からすれば、結局支出するお金が
ふるさとにいけば、良いんですよね。
ふるさと納税をすると、ふるさとの特産品をプレゼントなんていう、
自治体もありますが、これも寄付に対してのお礼です!
来年くらいから岩手県久慈市の特産品プレゼントが
『まめぶ汁』になるのを期待しましょう!!(現在久慈市は特典なし)
ちなみに京都市はよーじやのあぶら取り紙と手鏡が特典となっておりますよ!!