社長は報酬を増やさないほうがいい!
2013.11.19
会社経営をされている方なら気になる、
「会社の節税法」をテーマにお届けします。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
社長は報酬を増やさないほうがいい!
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
自分の報酬が高い方がいいか? 低い方がいいか?
と聞かれたら、あなたならどう答えますか?
「高い方がいい」
あなたが雇われ社長ならば正解です。
しかし、オーナー社長がそう答えた場合は話が変わってきます。
実はオーナー社長の報酬は、高過ぎて損をするケースがあるのです。
ここで言うオーナー社長とは、
会社の株をほとんど所有している社長を指します。
会社の株をほとんど所有しているということは、
会社の利益を自由に使える権利を持っていることになります。
会社の利益が大きいとオーナー社長にとっては、非常に有利です。
ただし、会社の利益が大きいと法人税が多くかかる可能性があります。
つまり、社長の報酬と会社利益のバランスが大事になります。
会社の利益には法人税が、社長の報酬には所得税が、それぞれ課税されます。
役員報酬を差し引く前の会社の利益を、役員報酬として受け取るのか?
法人税を支払った上で、利益としてそのまま残すのか?
によって、オーナー社長の持ち分としての金額が変わっていきます。
さて、どのように変わっていくのでしょうか?
次回は「所得税などから考える社長の報酬」です。