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小杉將之税理士事務所

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税理士の活用法~税務調査

2013.12.17

「税務署です。○月○日に税務調査に行きたいのですが」

 

突然、税務署から「税務調査に入る」と

電話がかかってきたらどう対応すればよいでしょう?

 

ここで活用してほしいのが税理士です。

社長さんにとって税務調査は非日常的で不安がいっぱい。

それに対して税理士は、

多くの顧問先の税務調査に立ち会っているので、

税務調査には慣れています。

 

税務署から連絡がきた場合は、即答せず

「税理士に確認して折り返し連絡します」と答えましょう。

そして、税理士に連絡すれば、

余裕を持って税務調査の日程を設定してくれます。

 

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調査当日までにすべきことは、準備とリハーサル。

帳簿、請求書、領収書、契約書、預金通帳など、

何を準備すればいいのかは税理士が的確に指示してくれます。

 

税理士には必ず調査のリハーサルをお願いしましょう。

 

税務調査当日、緊張のあまり余計なことを話してしまい、

誤解や指摘を受けることのないよう、

入念に準備するようにしてください。

そうすれば、落ち着いた気持ちで調査に臨めるでしょう。

 

ではなぜ、税理士が税務調査で頼りになるのでしょう。

それは以下の理由からです。

 

・実務経験と税法の知識が豊富

・納税者の味方になってくれる

・説得力があり、交渉能力が高い

・責任感が強く、調査を早く終わらせることを考えてくれる

 

税理士の税務調査における貢献は絶大です。

基本的に納税者の権利を最大限擁護し、

申告是認や修正の範囲を極力少なくするよう交渉してくれます。

 

実際、税務調査で税務署から何百万円、何千万円も請求されたのが、

税理士の交渉によって半額にもそれ以下にも、

場合によってはゼロにまで減額できたという例は少なくありません。

 

税務署サイドは「税金を取れるところからは取っておこう」と

いうわけではありませんが、徹底的な税務調査を展開していますから、

最近は厳しい質問が投げかけられる可能性があります。

 

しかし、税理士と一緒に万全の準備をしておけば、

何も恐れることはありません。

 

次回は「税理士の活用法~銀行融資」です。


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