株式会社の作り方☆3日でできる会社のつくり方(2)
3日でできる会社のつくり方(2)
さあ、3日で会社をつくりましょう。
今回はその2日目です。
まだ「3日でできるの?」と
疑っているかもしれませんが、大丈夫です。
もれなくしっかりやっていただければ、問題ありません。
2日目のメニューは、次の通りです。
ひとつずつ注意点を確認しながらみていきましょう。
1.定款を公証人役場へ持っていき、認証を受ける
持っていくものは…
「定款3通」「発起人の印鑑証明書1通」「発起人の印鑑」
認証を受けるのに必要な費用は…
「提出する定款1通に添付する収入印紙4万円」
※電子定款の場合は収入印紙は不要
「公証人手数料5万円」
「謄本交付手数料(定款1ページにつき250円)」
定款は2通戻ってきます。
「謄本」と朱印が押されているものが、
設立登記申請の際に必要になります。
いずれにしても書類は大事に扱いましょう。
2.銀行で資本金の払込みをしよう
払込には発起人個人の口座を使います。
払込んだら通帳の表紙、表紙の裏、
資本金の払込みの記載があるページのコピーをとります。
必ず定款認証後に行う必要があります。
3.払込み証明書を作成しよう
2のコピーに表紙をつけます。
4.「資本金の額が会社法および会社計算規則に従って、
計上されたことを証する書面」を作成しよう
3日目の設立登記申請の際に必要になります。
5.株式会社設立登記申請書を作成しよう
3日目の設立登記申請の際に必要になります。
6.5の別紙を用意しよう
次の項目を入力し、CD-Rなどに保存しましょう。
「商号」「本店」「公告をする方法」「目的」
「発行可能株式総数」「発行済株式の総数」
「資本金の額」「株式の譲渡制限に関する規定」
「役員に関する事項」「登記記録に関する事項」
7.印鑑届書を作成しよう
1日目にもらった印鑑届書を使って、
代表者印を実印として登録します。
8.収入印紙貼付台紙を作成しよう
注意! 収入印紙には割印をしないようにしてください。
2日目はここまで。
やらなければならないことが、
たくさんありますので、落ち着いてやりましょう。
もれがあるとやり直しになってしまいますので。
ゴールは近い!
次回は「3日でできる会社のつくり方(3)」です。