社長の節税☆手元資金が増えると、相続対策の選択肢も増える
2014.01.22
手元資金が増えると、相続対策の選択肢も増える
さあ、まずは何をするにも目標を立てることが大切です。
「生きた不動産」にするポイントとして、
課税総資産に対して、「10%収入確保を目指す!」。
これを目標にしてください。
具体的には
年間収入総額÷課税総資産(評価減を控除後)=10%
基本的には次のように考えます。
1.土地の格付けと仕分けを行う
分け方は以下を参考にしてください。
・残す土地
・利用する土地
・納税に備える土地
・処分する土地
2.利用する土地の活用を徹底検証し、高収入を図る
3.処分すると決めた土地は、価格下落が進行する前に売却を進める
4.好立地の不動産を購入する
5.高収益不動産への買い換えを行う
このようにして不動産活用を行えば、収入が増えます。
これには2つの目的があります。
ひとつは、増える保有コストを補い生活資金を確保する。
もうひとつは、手元資金を増やす。
この2つが相続対策となります。
特に手元資金が増えると、
1.物納することに決めた納税予定地を手放さずに済む
2.物納後に残った相続税は、短時間の延納で収めることができる
3.現金であれば、相続人が納得する財産分割がスムーズにできる
4.相続対策の選択肢が増える
以上のような相続対策が可能になるのです。
あなたが所有している不動産が「生きた不動産」になるか?
積極的に活用してみてください。
次回は「所有不動産を活用して収入を増やす方法」をお届けしましょう。